大阪桐蔭野球部　2022メンバー

選抜出場校シリーズも近畿地区に入りますが、2021夏の甲子園では近畿勢がベスト4を独占するなど、レベルの高さを示しました。

今回は日本一経験も豊富で名前を知らないものはいない大阪桐蔭の選手を調べていきます。

初戦の相手は鳴門です。

戦歴

2021秋季大阪府大会

• 1回戦　　15－0　千里
• 2回戦　　23－0　摂津
• 3回戦　　10－0　浪速
• 4回戦　　5－4　東大阪大柏原
• 5回戦　　8－1　大商大堺
• 準々決勝　8－1　関大一
• 準決勝　　5－3　履正社
• 決勝　　　7－0　金光大阪

2021秋季近畿大会

• 1回戦　　7－0　塔南
• 準々決勝　5－0　東洋大姫路
• 準決勝　　9－1　天理
• 決勝　　　10－1　和歌山東

2021明治神宮大会

• 準々決勝　8－4　敦賀気比
• 準決勝　　9－2　九州国際大付
• 決勝　　　11－7　広陵

明治神宮大会メンバー

背番号	名前	学年	ポジション	中学所属チーム
1	別所　孝亮	3	投手	岐阜中濃ボーイズ(岐阜)
2	松尾　汐恩	3	捕手	京田辺ボーイズ(京都)
3	丸山　一喜	3	内野手	大東畷ボーイズ
4	星子　天真	3	内野手	熊本泗水ボーイズ(熊本)
5	伊藤　櫂人	3	内野手	西濃ボーイズ(岐阜)
6	鈴木　塁	3	内野手	瀬戸シニア(愛知)
7	田井　志門	3	外野手	湖南ボーイズ(滋賀)
8	海老根　優大	3	外野手	京葉ボーイズ(千葉)
9	谷口　勇人	3	外野手	京田辺ボーイズ(京都)
10	川原　嗣貴	3	投手	北摂シニア
11	川井　泰志	3	投手	桐生ボーイズ(群馬)
12	工藤　翔斗	3	捕手	瀬戸シニア(愛知)
13	砂川　佑真	3	内野手	寝屋川ボーイズ
14	前田　悠伍	2	投手	湖北ボーイズ(滋賀)
15	河田　流空	3	外野手	嶺南シニア(福井)
16	大前　圭右	3	内野手	和歌山日高ボーイズ(和歌山)
17	藤田　和也	3	投手	金沢シニア(石川)
18	南川　幸輝	2	捕手	浜寺ボーイズ

メンバーの見どころ

さすがは大阪桐蔭、選手の経歴を見てみると中学時代、県選抜や世界大会の代表選手が集まっていて全国屈指の強豪なだけあります。

今までの成績から見ても十分すぎるくらいに強いのに、昨秋は公式戦で1度も負けずに選抜出場＆神宮大会優勝を勝ち取りました。

ここまでくるともう「恐ろしい」の一言に尽きます。

投手面

昨秋はポイントとなる試合では、背番号14の新2年生左腕・前田がマウンドを張ってきた。

ピンチになるほど内角を攻め、切れ味鋭いスライダーを武器に下級生とは思えない強心臓ぶりも光った。

しかし、西谷監督からすると「本当は上級生の意地を見たかった」と振り返る。

だが、2022秋からのエース候補が見つかったことは大きな収穫だろう。

エースナンバーを背負う別所は最速147キロのストレートとキレのあるスライダーで三振を奪う。

188センチの長身から角度のあるストレートを投じる川原、緩急をうまく使い、テンポのいい投球の川井ら、経験豊富な面々は秋の出来がイマイチだった。

秋以降、ストレートの球威を増した右腕・藤田を含め、絶対的な柱を確立させたい。

打撃面

昨夏の甲子園で一発も放っている3番・松尾が中心だが「どうしても松尾が目立ってしまうが、彼ばかりが目立っているようではいけない」と西谷監督は語る。

松尾と並んで早くから期待されていた海老根は、パワーの塊で飛ばす力はチームNo1。

加えて「足もあるので、本来はもっと活躍できる選手」と西谷監督の期待が大きい右の大砲だ。

169センチと小柄ながら、広角に鋭い当たりを打ち分ける田井は、中軸で作ったチャンスを下位の打順で確実に活かす。

昨秋は主に7番を打った星子主将も小柄ながら力で運ぶ打球が多く、しぶとさも魅力だ。

派手さはないが、2番・谷口は選球眼に優れ、チャンスメークする。

ずば抜けた選手はいなくても大阪府大会・近畿大会・神宮大会ともに打線の底力を発揮したチームは選抜への頂点も見据えている。

まとめ

いかがだったでしょうか。

全国的な知名度があり、勝ち進んで当然というプレッシャーから、やはり選手への評価は少し辛口になってしまうのかなと思います。

選抜出場校の中でも優勝候補に挙げられているので、非常に楽しみなチームです。

特に前田君はカル・リプケン日本代表の逸材ですので個人的に大注目しています。

今回は本記事をご覧いただきありがとうございました。