大学生が抱える悩みの第1位は就職活動ではないでしょうか?
高校受験や大学受験のように答えのあるテストを解くわけでもないし、人によって向かうゴールも違いますし、色々悩みも抱えるはずです。
自己分析、業界研究、エントリーシートなど慣れない作業がたくさんありますが、
特に就活生が抱えるのは、「面接やエントリーシートで自信を持って話せることがあまりない」悩みだと思います。
筆者である僕(25卒)も現在、絶賛就職活動中です。
就活軸が定まらないだけで、漠然とした不安に襲われますし、自己分析の中で自分がどんな人間かを自分自身で理解するのがいかに難しいかが分かりました。
ただ、裏を返すと就活軸が定まってくれば、自ずと面接で話せるネタが増えてくることにも気付きました。
今回は僕なりの自己分析のやり方を紹介します。

この記事参考にして上手くいかなかったらてめーのせいだぞ!

ちょっと何言ってるか分かんない(;´∀`)
やりたいことを決めよう!

就活を始めるうえで、最初にぶち当たる壁は「やりたいことがない」。
もちろんやりたいことが明確な人はいると思いますが、社会人経験がない大学生にとってやりたい仕事なんて早々見つかりません。
そんな時は、過去のエピソードを遡って分析してみるのが良いです。
- 過去に自分が熱中したこと
- 誰かに褒められた出来事
- 得意な勉強科目
- 譲れない価値観を見つける
- インターンに行ってみる
- 逆にやりたくないことを見つける
- それでもやりたいことが無ければお金で決める
僕はこの6つのカテゴリーに分けて自己分析をしています。
自己分析をした結果、やりたいことがおおむね見つかり、自分の中でも業界をある程度絞れました。
やりたいことが見つかるのもそうなんですが、この自己分析で面接で話せるネタがだいぶ用意できます。

お前の話すネタってなんやねん⁉
というツッコミが入りそうなので、ここから今挙げた7つの自己分析カテゴリーについて自分の例を詳しく説明します。
過去に自分が熱中したこと

大学時代、もしくはそれ以前に熱中したことを探しましょう!
熱中した経験から自分の得意なことや、興味のある仕事が見つかるかもしれません。
僕の例で言うと、まさに皆さんが読んでいるこのブログですね!
僕がブログを始めたきっかけは、大学1年生の夏休みでした。
この時(2021年)はまだ緊急事態宣言が出てた時で、バイトも出来ずに何もやることがありませんでした。
この味気ない大学生活を変えるために、何か打ち込むものを探そうと決意しました。
そんな時、Twitterのフォロワーさんがブログでお金を稼いでるのを見て、自分もやってやろうと意気込んだ。
記事のネタは主に、僕が大好きな高校野球やパワプロのことを書きました。
ブログってやってみると分かるんですけど、全然稼げないんですよ💦
2年くらいやってようやく自分の記事が、Google検索上位に表示できるようになったくらいです。
(例:「高校野球なぜ人気」と検索すれば僕の記事が1番上に出てきます。)
それでも、自分専用のサイトを作って自分の考えを発信できるのはすごく楽しいです。
ブログのおかげで近い将来、Webマーケティングの仕事をやりたいという夢が出来ました。
そしていずれはブロガーになりたいと思ってます(多分無理だけど笑)
ですので、やりたいことや就活軸が決まらない人は、過去に熱中したことを振り返ってみましょう。
大学の授業、バイト、ボランティア、旅行など何でも良いんです。
自分が少しでも興味のあることを掘り下げて、ガクチカのネタにしちゃおう!
誰かに褒められた出来事

自分の性格・長所を見つけるためには、誰かに褒められた経験が活きてくると思います。
しかし自分で自己分析をやってると、意外と自分のことを理解できていないパターンが多いのではないでしょうか?
それは僕たちが普段、人に褒められても謙遜する癖がついているせいか、自分の良いところを自覚していないのが原因だと思われます。
だからこそ友人や家族に褒められた経験を掘り出しましょう!
例えば僕のパターンはこうです↓
- マイペース
- 穏やかで話しやすい
- いざというとき優しい
- やればできる人
- 地理が得意
僕自身は、コミュ障で暗い人間で人見知りという自己評価をしてました。
でも、今まで過ごしてみると、意外と周りの見る目は違うということに気付きました。
「マイペースだけど、その分ガツガツしてないから人当たり良いよね~」とか、
「○○君と一緒のシフトの時は、仕事がやりやすい」など自分自身が気付かなかった魅力を発見できました。
他にも、「○○ってバカだけど、ガチで勉強するとめっちゃ良い点とるよな!」、「ブログとかめんどいものよく続くよね」など褒められてるかは置いといて、自分が意外と向上心や継続力がある人間だと理解できます。
「テストの点やブログを褒められたから向上心の良さを自己PRにしよう!」
こういう風に第3者の目線を借りて、自己PRや長所・短所のネタを作るのがおすすめです!
逆に自分の短所ならたくさん思いつくはずです(笑)
得意な勉強科目

学校の勉強は極めれば仕事に繋がる道もあるので、得意科目をもとにやりたいことを見つけるのもアリです。
例えば僕の得意科目は↓
- 高校野球が大好きなせいか、地理がめっちゃ得意
- そんなに勉強してなくても英語では点数が取れた
僕は幼少期から阪神ファンの父親に、野球観戦に連れてかれる過去がありました。
兵庫、大阪、東京、横浜など全国のあらゆる球場を巡ってきました。
その影響で僕も野球にドハマりし、今でもプロ野球や高校野球をみるために、球場に足を運んでいます。
おかげで、小学校低学年から47都道府県を全部言えるようになり、各県の有名な生産物や都市名はある程度把握しています。
元々旅行が大好きなのも相まって、旅行業界や出張が多い仕事にも興味を持つようになりました。
ただ、Webマーケティングを第一にしてるので、地理関係のことは第二の視野に入れようと思っています。
2つ目の英語についてですが、僕は中学の時、ヤンキー並みに勉強が出来ませんでした。
中学ではオール3すら取ったことがありません。
ただ、英語だけはそんなに勉強しなくても、テストで40点台/50点満点中は普通に取れました。
高校でも少ない勉強量で、C英語や英語表現のテストで学年1位を取ることがありました。
このように人に真似できない自分の得意なことを武器に、面接でのPRや興味のある業界を見つけてみてはいかがでしょうか⁉
譲れない価値観を見つける

ここが結構重要ですね。
僕の譲れない価値観は↓
・意見が出しやすい環境が良い
・チームワークを大事にしたい
他にもありますが、この2つが中心ですね。
これはアルバイトの経験を掘り出して見つけた価値観です。
僕がバイトで働いていたカラオケ店は、駅前の人気店かつ8階建てだったのですごく忙しい職場でした。
特に土日は常に満室で職場のみんなもピリピリしがちでした。
なので、チームワークが乱れたらだいぶカオスになります(笑)

※誤解を招かないように言うと、みんな良い人だったよ!
いろんな性格の人がいても、きちんとコミュニケーションをとることで、仕事がしやすくなった経験があるので、チームワークを大事にする会社が良いですね。
まあ大体の会社はチームワーク重視だからそんなに心配する必要はないかも。
そしてもう1つポイントになるのが、意見が出しやすい環境かどうか。
わがままを通したいとかそういうのじゃないけど、上司の言いなりになって働くのは嫌かも。
そう思ったきっかけは、アルバイトで意見を出しても真向否定されたことですね。
自分で言うのもあれですが、仕事のミスで責められても特に気にしない性格でした。
しかし、意見を否定されたことがあってそこでモヤモヤしたときに、自分は意見を受け入れてくれる環境が合っていることに気付きました。
とはいっても、自分の意見を突き通したいわけでは無く、「そういう意見もあるよね、でもこの方が良いんじゃないかな」ぐらいなら納得できます。
要は話し合いが十分にできるかどうか、そこがネックです。
このように、過去の経験から「これだけは譲れないぞ」っていう価値観を1つでも見つけられたらだいぶ楽になるのではないでしょうか!
インターンに行ってみる

大学生は当然社会経験が無く、仕事がどのようなものかがイマイチ把握できていません。
自己分析しているものの、「何となくこれ向いてそうだな」程度でまだまだ漠然とした就活軸になっていると思います。
そこでおすすめなのがインターンです。
既にインターンに参加している人は多くいるでしょう。
僕は参加する前から業界がある程度絞れていましたが、そうでない人は幅広い業界を見ておくと良いでしょう。
ちなみに僕が使っている就活サイトはマイナビです。
マイナビからいろんな企業のインターンに申し込めます。
まだ登録していない人は登録することをおすすめします。
インターンを受けてみて実感したのは、Webインターンの便利さと不便さについてです。
Webインターンは遠くの企業でも説明会や職業体験に参加できて便利です。
グループワークをやる企業も多く、コミュ障の僕からしても対人スキルを鍛えられます。
その一方で、Webインターンのデメリットは、実際に自分の肌でその企業の雰囲気を感じ取れないことです。
先ほどの「譲れない価値観」でも述べたように、僕は社風や雰囲気を重視しています。
Webインターンでも社員さんが明るいなって思うことはできますが、あくまで人事の方だけですからね。
なので、対面のインターンに行く方が個人的には有意義だと思います。
交通費が痛いとは思いますが、将来が懸かっていますので、投資は惜しみません!
インターンを通してやりたいことを見つけたり、そこで学んだことをそのままガクチカにするのもアリですね!
対面が良いと判断したのは、僕の主観なので記事を見ている人はあくまで参考程度に!
逆にやりたくないことを見つける

やりたいことが絶望的に見つからない人は、この方法を推します。
「僕はブログの経験を通してWebマーケティング業界に興味を持った」
いかにもカッコ良さそうな動機づけをしてますが、本音は大学の授業でプログラミングを学びたいと意気込むも、挫折した背景があります。
でもやりたくないことを見つけたことで、向いていない可能性のある業界研究に時間をかけずに済みますから。
生涯やりたくないことを続けるのは苦痛ですからね。
他にも医療系なども元々やりたくない職業なのですが、先ほど記述したプログラミングについて具体的なエピソードを出します。
高校卒業後、僕はプログラミングに興味を持って情報系の大学に進学しました。
その理由はシンプルで、「人と喋るのが苦手だから自分に向いてそう」という漠然としたものでした。
でも大学生活を送っていく中でその考えは大きく変わりました。
先ほどの記述通り、向いていると思っていたプログラミングに興味がなくなり、
逆に嫌いだと思っていた接客アルバイトは、お客様や他のスタッフと喋るのが楽しくて、人と積極的に関わるようになりました。
このように、やりたくない・向いていないと思っていたことが実は先入観で決めつけていたというのはよくある話です。
さっきの話とは矛盾しますが、やりたくない仕事を切り捨てるのは良い方向に捉えると、業界を絞れますが、その分自分の可能性を狭めているかもしれません。
ですので、やりたくない仕事を決めるのは、その裏付けとなる経験を元にするのが良いと思います。
興味がない→興味を持ったというエピソードは志望動機にも使いやすいです。
それでもやりたいことが無ければお金で決める

やりたいことが見つからない人向けの最後の手段です!
どれだけ綺麗ごとを並べても結局世の中金なんだよ!!!!!!!!
おふざけは置いといて、お金は本当に大事です。
「逆にやりたくないことを見つける」でも述べたように、自分の興味のあることが本当に向いているかなんてやってみないと分かりません。
なので、自分のこれからの生活を基準に業界を選ぶのは理に適っています。
そもそも社会を経験していない大学生にやりたいことを見つけろって言う方が酷ですよ。
年収が高い方が生活がしやすいし、万が一やりたくない仕事でもお金さえ沢山もらえれば不便は無いと思います(それは考えが甘いか)
まとめ
いかがだったでしょうか。
この記事を書いた理由は、同じ就活仲間からリクエストをいただいたのもあるんですが、自分の自己分析の仕方を敢えて文章化することで、自分の考えを明確にする目的もありました。
リクエストをもらったというよりは出させたって言った方が正しいのかな?(笑)
この記事が皆さんの悩みを解決できてる自信はありませんが、ほんの少しでも参考になったのなら幸いです。
就活に向けて一緒に頑張りましょう!
今回は本記事をご覧いただきありがとうございます。
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