今回の記事ではダイヤのエースの魅力について語っていこうと思います。
目次から自分の好きなところを見れるので全部じゃなくても気になる部分でも見てもらえたら幸いです。
ダイヤのエースとは?
まずは、知らない人のために軽く説明しておくと、ダイヤのエースは、高校野球を舞台とした王道の野球漫画で、中学三年生の主人公沢村栄純が西東京の野球の名門、青道高校のスカウトに野球センスを評価され、翌年の四月には、エースになるために名門野球部のグラウンドに足を踏み入れる。
だが、能力的にも精神的にもまだまだ未熟な沢村は投手としてこの先活躍できるのか、いろいろなトラブルや挫折を味わっていく中で成長する姿を描いた本当に見どころのある作品だ。筆者自身も一番最初に見た野球漫画がダイヤのエースだけど、見ていくうちに心をうたれていった。
主人公を含め選手みんなが超人ではない!
野球漫画といえば、剛速球投手が三振取りまくったり、強打者がホームラン打ちまくったりなど、華やかなシーンが多いのではないかとイメージする人もいると思います。
でも、ダイヤのエースでは全然そんなことなく主人公の沢村(上の画像の左)に関しては、青道高校入学当初、直球が130キロにも満たないうえに変化球も投げられない、コントロールも微妙、唯一のいいところが元気の良さだけ(言いすぎかな?(笑))といっても過言ではない。
一方で沢村のチーム内のライバル、降谷暁(上の画像の右)は、沢村とは逆に直球は一年生ながら既に150キロを超えており、将来を大いに期待されている有望株だが、そんな降谷にも未熟な点がたくさんあり、コントロールが悪くて四球が多かったり、スタミナ切れが早かったり、一番大きな問題点が、ツボにハマったときは手がつけられないが、崩れた時が恐ろしくもろい。いわゆる調子極端というやつですね。
まだほかにもキャラがたくさんいますが今回はこのくらいにして、今、紹介したように選手として足りないものが多い二人(この作品の中心人物)だが、そこからどのような成長をしていくかが、読んでいく中で非常に面白いところなので、本当におすすめです!なんというか、リアルの高校野球を漫画で見るっていう感覚に近いのかな。
ライバルチームのストーリーが豊富!
これまた野球漫画では、当たり前ですが、主人公のチームをメインに描かれています。ですけど、ダイヤのエースほどにライバルチームの情報やストーリーを描かれている野球漫画はそう無いと思います。
青道高校の因縁のライバル、稲城実業や市大三高はもちろんだが、今回は薬師高校(上の画像の左)と桜沢高校(上の画像の右)を例に挙げています。
薬師高校は青道高校と同地区のライバルで近年、力をつけてきた高校である。特にひときわ目立つのが、怪物スラッガーの轟雷市。ホームランを量産する打者なのだが、彼は中学までに野球経験がない!なんということだろうか、ならどうやって怪物スラッガーまで上り詰めたのか気になりますね!ここからは少々ネタバレになってしまうと思いますが、試合結果に繋がる情報は伏せておきますのでお許しください🙇もしくはネタバレが嫌な人は飛ばしてください。
なんと、轟君は橋の下で鉛の入ったバットを小さいころから毎日振り続けていたんだとか。しかも、本人は自分のバットが普通に比べてめちゃくちゃ重いという自覚なし(笑)高校に入ってからはそのフルスイングを活かしてホームランを量産。素人ながら既にチームの主力になっています。ただ、素人ということは、、、
守備が慣れておらず、エラー連発!強打者なのにチームメイトにやじられてしまう轟君。ちょっと面白いですね。
続いては桜沢高校。この学校はダイヤのエースが取り上げる中で数少ない進学校の公立高校です。夏の甲子園をかけた都大会では毎年初戦敗退となっており、大会に出ること自体が記念とされているチーム。お世辞にも強いチームとは言えないが、そこにチームの歴史を変える人物が現れた。
中学では補欠だったという投手の長緒アキラ君だ。桜沢高校野球部では勉強の合間に体を動かす程度の練習だったが、長緒君を含めた部員三人が残って熱心に練習していた。そこにやってきた監督に長緒君は上の画像のように宣言します。それに心を打たれた監督は部員たちと一緒に甲子園に行く決意をした。ちなみに桜沢の監督は野球未経験とのこと。なんだか青春らしくていいですね。部員は猛特訓を重ね、長緒君はなんと、投げるのが極めて難しいナックルボールを二年半かけて習得しました。
ナックルボールとは、ボールに回転を与えずに投げることで、その無回転のボールが左右に揺れながら落ちていくボール。投げた本人にもどこに変化するかわからない。いわゆる魔球だ。この凄いボールを武器に夏の大会に挑んでいきます。これ以上は試合のネタバレになってしまうのでここらへんで止めときます。
薬師高校と桜沢高校、二つの学校を紹介しましたが、両チームとも主人公になってもおかしくないぐらいのストーリーだと思いませんでしたか!?そうなんです、青道高校だけじゃなく、ライバルチームの情報にも全く手を抜いていないんです!ここに紹介したチームだけでなく、他にも見どころのあるチームが山ほどあるので、気になる方は是非読むことをオススメします。ていうか読んでください!
感動シーンがたくさん!
高校野球といえば、やはり感動ではないでしょうか。リアルではもちろんのこと、ダイヤのエースでも感動シーンがごまんと用意されています。設定が高校野球というだけで感動する場面が自然と出てきますよね。沢村が青道高校に行くために地元の仲間と離ればなれになって号泣したり、普段は厳しい監督が試合に勝てて人目をはばからず涙をぽとりと、自分の涙腺が崩壊してしまうんじゃないかというほど、感動を与えてくれます。
自分にはそういう経験が全然ないので、なんか羨ましいですね。高校時代に部活の引退セレモニーで泣いてしまった覚えがあるんですけど、どっちかっていうと部活から解放される喜びから来る涙だった気がしないわけでもない。(笑)
とまあ、僕の余談は置いといてここまでダイヤのエースについて語ってきましたがいかがだったでしょうか。感動シーンの画像をもっとたくさんあげたかったんですけど、そこから試合のネタバレをしてしまう可能性があるので少なめにしておきました。
今までの内容を分かりやすくまとめると、ダイヤのエースはリアルの高校野球を見てるぐらいにリアリティがあります。能力の高い選手を描きつつも、必ず弱点を披露しているところがリアルと感じさせてくれる要因だとと思います。なので、まだ読んでない方は是非読んでください!
わざわざ漫画を買わなくても、マガポケなどで無料で読めます。または、アニメで見るのもいいでしょう。アニメの場合はUーNEXTなどのアプリで月額の料金を払えば見放題です。
今回は記事を閲覧いただきありがとうございます。時間があればもっと記事を書くので是非読んでくれたらうれしいです!
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