ダイヤのエースと言えば、高校野球を舞台とした王道野球漫画です。
現在は主人公・沢村栄純が2年生になって夏の大会まで話が進んでいます。
最初の年は結城世代から御幸世代への移行で、戦力がどう変化するか見ものでした。
その時は、御幸や成宮、真田など初期から出てきたキャラクターが多く残り、ストーリーが成立したと思います。
けど今度はどうでしょう?
ぶっちゃけ言うと、沢村世代のメンバーは青道高校以外でこれといった選手はあまり出てきてない。
なので、今回はダイヤのエースに出てくる主要強豪校がこの先どうなるか予想していきます。
ネタバレにご注意ください。
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青道高校
主人公・沢村栄純のいる青道高校は当然ながら、選手を紹介していかないとストーリーが進まないので、1、2年生の選手は多く判明しています。
主に投手は2年生コンビ・沢村と降谷のセットで盤石の投手陣を誇る。
黄金時代の到来かと言われるくらいだから川上が抜けても心配ない。
野手もサードの金丸、元投手で外野を務める東条、天性のヒットメーカー小湊春市など御幸世代が抜けても、頼もしいメンバーが揃ってる。
2年生だけじゃなく、1年生にも逸材が勢揃い。
青道は長打を打てる選手が少ない中、とんでもないパワーを誇る結城将司、小柄ながら強い打球を放つ由井、好リードが期待できる奥村とさすが礼ちゃんが集めた選手たち。
結城世代が抜けて弱体化した御幸世代の時でさえ、最終的には結果を残した。
なので戦力が残ってる沢村世代は、戦力面での心配はあまりなさそう。
- 投手 沢村、降谷、金田、九鬼、浅田
- 捕手 狩場、由井、奥村
- 一塁手 ?
- 二塁手 小湊、瀬戸
- 三塁手 金丸
- 遊撃手 高津、最上
- 外野手 結城将司、東条、加賀美
問題は前園がいた一塁を誰が守るか。
筆者の予想としては、結城将司の守備力が上がれば一塁にコンバートしても良いと思う。
ただ、外野の守備でまだまだ未熟なプレーが多いので、少し厳しそう。
彼には将来の4番を背負ってもらう方が堅実かな。
投手は今まで通り、沢村と降谷がよきライバルとしてエースナンバーを争う。
捕手は優秀な1年の由井と奥村、どちらになるか見もの。
しかし、奥村は捕手しかやらないと監督に言ってるので、由井が外野に回って奥村が正捕手の予感。
あと争いになりそうなのが二塁手。
予想としては守備が抜群に良い小湊を正ポジションから外しにくいと判断し、足の速い瀬戸を外野かショートに回すのが現実的。
上手く育てば歴代トップクラスのチームが完成しそう。
稲城実業高校
稲城実業は昨年、絶対的エースの成宮を中心に、カルロス、白河、山岡と甲子園出場経験者を4人残す戦力の充実さを物語っていた。
だが、今回はそのタレント揃いの選手たちが一気に引退することに。
特にエースの成宮の抜けた穴は大きく、稲実の絶対的王者の貫禄を再現させる選手は現れるのか?
現時点で出てきているエース候補は長身でドロップカーブが特徴の1年生右腕・赤松。
1年春の関東大会で初登板し、下級生らしからぬ投球を披露。
夏の紅海大菅田戦という大舞台でも先発の役割を果たし、新チームの稲実の中では1番の逸材と言える。
2年生捕手の多田野は、青道の渡辺に「春大負けなしの稲実を支える頭脳」と言われるくらいの名捕手だ。
成宮とバッテリーを組んだだけあって、経験値が高く頼もしい。
野手の方は途中までモブキャラ感が否めなかったが、ケガで離脱していた神宮寺と早乙女が復帰し、新チームでは主軸を打つことだろう。
他の2年生にも1年夏からベンチ入りを果たした江崎と杉がチームを引っ張る。
この2人は成宮世代のメンツに隠れて目立った描写はないけど、下級生から稲実の主力になってるということは相当な戦力のはずだ。
- 投手 赤松、他の野手
- 捕手 多田野
- 一塁手 ?
- 二塁手 江崎
- 三塁手 ?
- 遊撃手 ?
- 外野手 杉、神宮寺、早乙女
問題は?のついたポジションを誰が埋めるか。
心当たりがあるのは赤松以外の1年生の3人。
春の時点で名前が明かされている三石、吉沢、志摩。
まだプレーの描写がありませんが、作者がピックアップするほどなので、今後の活躍が期待できそうな戦力だ。
あとは投手の方も今のところ赤松にスポットライトが当たる中、春の関東大会で投手を兼任する野手が存在していることが判明。
名前は分かりませんが、沢村世代の続編があるとすれば、どんな形で青道の前に立つはだかるか楽しみ。
薬師高校
個人的には1番能力のある選手が残ってる印象の薬師。
2年生には1年の夏からずっと主力を張っている三島、轟、秋葉。
特に不動の4番に位置する轟はスイングスピードが尋常じゃない。
バットに当たってしまえば、ホームランかもと恐れられるぐらいの怪物。
轟に限らず、薬師打線は火が付けば手がつけられないほどの強力打線。
沢村世代が引退しない限り、薬師打線は衰える気配なし。
投手面でも層が厚いのが薬師の魅力。
真田が抜けたのは痛いが、重い直球とフォークが武器のエース候補・三島が台頭。
1年生にはスライダーを得意とするサウスポー・友部。
夏は市大三高打線相手に一歩も引かない強心臓ぶりで将来が楽しみな投手だ。
秋葉はサイドスローの技巧派、轟はストレートに威力があるものの、制球に難があるため三島と友部の2枚看板になりそう。
轟たちの陰に隠れがちだが、二塁手の増田はチームで1番守備が堅く、打線でも主に2番でミート力を活かした小技が得意。
- 投手 友部
- 捕手 秋葉
- 一塁手 三島
- 二塁手 増田
- 三塁手 轟
- 遊撃手 ?
- 外野手 ?
残りのポジションを埋める候補が1年生の3人。
関東大会で途中出場した谷口、黒木、早川。
正確なポジションは不明だけど、ピックアップされた選手として活躍するだろう。
と言いたいところだが、1年生含め薬師は守備が致命的に脆い。
春の関東大会では、9点リードにも関わらず、途中で出た1年生と轟のエラー続出でまさかの逆転負け。
夏の試合でもここぞという場面でミスが出てしまった。
打線が強力な分、新チームでは守備の強化が必須課題となりそうだ。
市大三高
御幸世代が抜けたらほとんどモブになってしまうのかが心配な市大三高。
去年の新チームも真中や大前が抜けたらキャラ的に大丈夫かと思ってた。
その時は退部から戻ってきた怪物右腕・天久や前チームから主力の宮川と星田でなんだかんだ良いチームになった。
今回もまたモブから一気にメインキャラにする設定だろうが、現時点で2年生の主力は外野手の佐々木しかいない。
なので、この4チームの中で御幸世代が抜けたらどうなるか1番予想できないチームだ。
そのキーマンである佐々木は2年の春から登場し、主軸の5番を打っていた。
夏の大会では、仙泉の大巨人・真木から逆転スリーランを放つなど、勝負強い。
彼の存在は新チームの戦力に大きく必要だ。
そして三高は毎年投手を中心にチーム作りをする傾向が高い。
そんな天久が抜けた穴を埋める期待の新エースは1年生の照井。
中学時代にボーイズリーグで活躍し、春からリリーフも任されるほど信頼が厚い。
他にも春の関東大会で途中出場した1年生・阿部。
薬師の1年生とは対照的に守備が堅く、御幸世代が抜けても三高を盛り上げる一員として期待がかかる。
- 投手 照井
- 捕手 ?
- 一塁手 ?
- 二塁手 阿部
- 三塁手 ?
- 遊撃手 ?
- 外野手 佐々木
三高は前チームが3年生中心だっただけに、空白のポジションが多いのも仕方ない。
1年生の中にもう1人ピックアップされていたのが、久原。
しかし、彼は現時点でベンチ入りしていないため、実力は未知数。
結城世代で目立てなかったのが原因か、三高の沢村世代のデータが極端に少ない。
でも、それはそれで2年生の初登場が楽しみ。
青道や稲実を苦しめる強豪としてこれからの躍進に期待しよう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
ダイヤのエースは御幸世代で終わってしまうという噂もチラホラ。
筆者は続編があることを期待して、妄想を膨らませました。
出来る限り作者には沢村世代もやってほしいですが、今までのストーリーでも十分完成度が高いので、ここで区切りをつけても致し方なし。
どっちの結果になろうと、僕はずっとダイヤのエースのファンであり続けることを誓います。
今回は本記事をご覧いただきありがとうございました。
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