今回は高校野球で勝ち上がるチームの特徴について紹介していきます。
いつもテレビで高校野球を見てきてあまり気にしていなかったけど
甲子園に出るチームは毎年強い。
ではどういうところが強いのかを気になる人も多いのではないだろうか。
そこでこの記事は僕が気付いた点について述べていく。
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良い投手がいる
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トーナメントを勝ち抜くという目標において、投手の存在は本当に大きい。
特に剛腕といわれるような速球派の好投手は本当に頼れる。
もちろん野球はスピードだけで通用するほど甘くはないけど
実際に140キロを投げられる投手がいれば、序盤で強豪と当たらない限り
県大会上位を狙えるのではないかと思う。
理想なのはそういう投手が複数いて投手陣の層が厚いこと。
少し涼しいぐらいの春や秋と違って灼熱のマウンドで投げる夏は
エース一人では勝ち上がれない。
ルール的にも投球制限がある時点でエース頼みは必然的には不可能だ。
だけどエースが柱となってチームの結束力を高めるチームは強い。
もう1つ、僕も高校野球ファンだから分かるけど、好投手には人気が集まるので
球場のファンを魅了することができる。
関係ないように思えるかもしれないけどファンの声援を味方につけられる
力はとても重要。
2016年の夏の甲子園2回戦で東邦対八戸学院光星では、八戸学院光星がリード
してたけど、東邦の逆転を期待し、甲子園全体が東邦を応援するようになり
相手側も相当プレッシャーを感じて東邦に大逆転を許した。
2019年に甲子園を沸かせた好投手、奥川恭伸も初回は敢えて全力投球で三振を狙い
ファンの声援を味方につけて流れを掴んだ。
ファンやマスメディアを味方につけるメリットは想像以上に計り知れない。
なので、外部が真っ先に注目する投手というポジションが大きいのが分かる。
守備が固い
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野球が強いチームといえば、やはりバッティングというイメージが大きいと思う。
だけど、トーナメントを振り返ると、コールドを決めたチームが次の試合で
あっさり負けてしまっているのをよく見る。
打撃を強くするのも大切だが、「打線は水物」という言葉があるように打撃は
走塁や守備に比べて1番調子のムラが激しい分野でもある。
なので、打線が強いチームの中でもしっかりと勝ち残っているチームは
守備が憎たらしいぐらいに堅いのだ。
野球経験がある人や、野球をよく知っている人は分かると思うが、1球の重みというのは
非常に大きい。
1つのエラー、守備の乱れ、リードミスなど、1つ1つのプレーが試合の結果に繋がり
勝てた試合なのにたった1つのミスで試合が決まりかねない時も。
逆に守備でファインプレーが起きると、チームに勢いを与える。
守備にリズムが生まれると余裕が出てきて打撃にもリズムが生まれる。
つまり、高い打撃力を活かすためには守備を強くすることだ。
あと、意外と見落とされがちなのが、正捕手の存在。
先ほども述べたように、投手は良くも悪くも目立つし注目される。
けど、投手の好投の裏には必ず捕手の好リードがあることを忘れてはならない。
例えば先ほども挙げた奥川投手は甲子園で好投を披露したけど、それは女房役の
山瀬君のリードがあってこその投球だと考える。
相手打者の反応をよく考え、ストレートに押されてたらストレートを続けたり、
変化球にタイミングが合ってなかったら変化球を続けたりするなど、
常に弱点を突くような好リードが印象的だった。
しかも奥川君と山瀬君は小学4年生からバッテリーを組んでいて、甲子園でも非常に
息が合っているように見えた。
それぐらい投手と捕手の信頼性は大事なのだ。
僕も練習で捕手をやったことがあるけど、姿勢がきついし、周囲に気を配る、頭を使うなど
ある意味投手よりも大変なポジションなうえ、試合に大きく影響するということが分かった。
勝利への執着心が強い
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コロナ渦になってから高校野球によく見受けられるのが打撃力の低迷。
対外試合の禁止で実践感覚が鍛えられなかったせいか、どうしても
接戦の試合が多く、苦戦を強いられた強豪校は少なくない。
大阪の名門である大阪桐蔭も例年なら圧倒的な攻撃で勝ち上がることが多かったのに
今年、2021年の府大会では準決勝で延長14回を戦い、決勝でもサヨナラ勝ちと
苦しい戦いで甲子園にたどり着く。
でもその分、例年に増して強豪校の粘り強さが見どころの大会でもあった。
実際に高校野球を見て、強豪校が接戦になっていてもあっさり勝っている試合を
見かけることが多い。
例え負けていてもどうすれば勝てるのかと常に相手の弱点を探し出し、
ミスが出ればそれにつけこんで巻き返してくる。
特に相手が格下だった場合、相手チームは強豪との接戦になると必ずと言っていいほど
プレッシャーがのしかかる。
だが、強いチームはどんな状況であろうと冷静だ。
最終的に乱打戦だろうが投手戦だろうが最終的には勝っている。
普段から自分たちで考え、実践していく練習をしてきたのだろう。
ただ監督に従うのではなく、塁に出たら常に隙をうかがって次の塁を狙う。
長打以外にも小技を成功させる確率性の高さ。
こういう姿勢を貫いているからどんな試合展開でも勝ちを呼び込める秘訣となっている。
まとめ
いかがだったでしょうか。
毎度毎度筆者の独断と偏見で書いてるので記事の信憑性は高くないかもしれないけど
それでも野球好きが感じた点という意味では共感を得てもらえたら嬉しいです。
こうやって野球への見方を様々な視線で捉えると、よりアマチュア野球やプロ野球が
面白く感じるようになります。
今は既に選抜を懸けた秋の地区予選が始まっているのでそちらも見どころですね。
本記事をご覧いただきありがとうございました。
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