二松学舎と言えば、広島東洋カープの鈴木誠也の母校であり、日ハムの杉谷拳士やとんねるずの石橋が在籍していた帝京のライバルでもあります。
今回はその2季連続で甲子園を決めた二松学舎の選手を調べていきます。
初戦の相手は聖光学院です。
戦歴
2021秋季東京都大会
- ブロック予選1回戦 8-1 都立王子総合
- ブロック予選代表決定戦 14-0 東京工業高専
- 東京都大会1回戦 12-2 錦城
- 東京都大会2回戦 11-1 早大学院
- 東京都大会3回戦 7-3 安田学園
- 東京都大会準々決勝 4-2 都立狛江
- 東京都大会準決勝 6-1 関東第一
- 東京都大会決勝 3-4 国学院久我山
東京都大会メンバー
背番号 | 名前 | 学年 | ポジション | 中学所属チーム |
1 | 布施 東海 | 3 | 投手 | 世田谷南ボーイズ |
2 | 押切 康太郎 | 2 | 捕手 | 川口市立幸並中(埼玉) |
3 | 岩崎 遥斗 | 3 | 内野手 | 東京神宮シニア |
4 | 柴田 壮太朗 | 2 | 内野手 | 横浜泉中央ボーイズ(神奈川) |
5 | 日笠 礼凰 | 2 | 内野手 | 熊谷シニア(埼玉) |
6 | 菊池 真伍 | 3 | 内野手 | 江戸川南ボーイズ |
7 | 柴田 怜英 | 3 | 外野手 | 横浜緑シニア(神奈川) |
8 | 大矢 青葉 | 2 | 外野手 | 長野東シニア(長野) |
9 | 親富祖 凪人 | 3 | 外野手 | 湘南ボーイズ(神奈川) |
10 | 今井 彪雅 | 3 | 投手 | 浦和ボーイズ(埼玉) |
11 | 宮下 歩夢 | 2 | 投手 | 東京青山シニア |
12 | 渡部 心太朗 | 3 | 捕手 | 江戸川南シニア |
13 | 小林 幸男 | 3 | 内野手 | 長野東シニア(長野) |
14 | 藤岡 良祐 | 3 | 内野手 | 私立駿台学園中 |
15 | 大川 陽人 | 3 | 内野手 | 友部シニア(茨城) |
16 | 杉山 祥吾 | 3 | 内野手 | 浦和ボーイズ(埼玉) |
17 | 瀬谷 大夢 | 3 | 外野手 | 友部シニア(茨城) |
18 | 重川 創思 | 2 | 投手 | 友部シニア(茨城) |
19 | 中道 晃誠 | 2 | 外野手 | 大宮シニア(埼玉) |
20 | 毛利 拓真 | 2 | 外野手 | 横浜泉中央ボーイズ(神奈川) |
メンバーの見どころ
メンバーの出身地を見てみると、県外比率はやや多めですが、近場の県がほとんどで少し遠いのが長野ぐらいですね。
長野から東京へ野球留学となるとダイヤのエースの沢村栄純を思い出します。
まあそんなことは置いといて、二松学舎は都大会決勝で惜しくもサヨナラ負けを喫しましたが、接戦の戦いぶりを評価されて見事に選抜出場校に選ばれました。
2季連続で甲子園に出場できるなんてさすがです。
投手面
昨夏から経験を積んできたエース左腕・布施が大黒柱。
昨秋の都大会は全6試合(ブロック予選を除く)に登板した。
直球は130キロ前後だが、スライダー、カーブ、チェンジアップで緩急をつけ、低めに集める投球が持ち味。
旧チームのエース・秋山正雲(ロッテ4位指名)の背中を追ってきただけに、市原監督は「秋山をすごく慕っていて尊敬してやっていた」とマウンドでの心構えなど吸収したようだ。
準決勝の関東第一戦で、8.9回を締めた大矢は、本職は外野手ながら強気な投球を見せる右腕。
布施は「大矢は力で押せる球威もあるし、スライダーのキレもある」と信頼を寄せる。
勝ち上がるためには布施のほかに1枚、先発投手が必要だ。
決勝の国学院久我山戦で、惜しくも敗れたが投手陣が27個目のアウトを取るまでがどれだけ大変かを経験できたのは大きい。
市原監督も「先頭打者を打ち取って、勝ち急いだところがあった。厳しさがちょっとだけ欠けていたのかな。勉強しないといけない。」と振り返った。
打撃面
昨夏の甲子園を経験した親富祖、瀬谷の3.4番コンビが中心。
ともに1発を放つなど長打力があり、勝負強さを兼ね備えている。
この2人の前に、塁上に走者を置くことができるかどうかがカギとなる。
1番・藤岡は積極的なスイングが持ち味のリードオフマン。
昨秋の都大会では三振が無く、しぶとい打撃を見せる。
準決勝では代打で起用され、決勝打を放った岩崎はスタメンの可能性も十分。
「決勝打は仲間のための打った」とチームの勝利を第一の考え、打席で求められる役割を果たす仕事人だ。
昨秋公式戦での打率が4割を超える6番・小林はポイントゲッター。
直球、変化球どちらにも対応するなどミート力が光る。
守りからリズムを作って攻撃に繋げる全員野球に注目だ。
夏が終わってまたすぐに甲子園で見れるなんて嬉しいね~。
良いところまで勝ち進んでほしいね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
昔は春の甲子園にちょくちょく出てきて、2014年の夏に甲子園初出場を決めたから二松学舎は東京で侮れない存在となっています。
東京は強豪ひしめく激戦区なので2校も見れるのは嬉しいです。
今回は本記事をご覧いただきありがとうございました。
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