只見野球部 2022メンバー

有力校

選抜出場校のラスト32校目は福島県大会を勝ち上がり、見事21世紀枠での出場を果たした只見高校です。

21世紀枠とは

部員不足やグラウンドがない、豪雪地帯といった学校・地域の特性などの困難を克服した学校や、ボランティア活動といった野球以外の活動での地域貢献で他校の模範となる学校を選出。

Wikipediaから引用

といった基準で近年、好成績を残してるけどあと一歩で強豪校に惨敗して甲子園出場機会に恵まれていない学校を3校招待する制度である。

今回はその21世紀枠で選ばれた只見の選手を調べていきます。

ちなみに他の2校は大分舞鶴丹生です。

戦歴

2021秋季福島県大会

  • 2回戦  2-1 白河旭
  • 3回戦  7-6 相馬東
  • 4回戦  7-5 会津学鳳
  • 準々決勝 0-6 いわき光洋

福島県大会メンバー

背番号名前学年ポジション中学所属チーム
1酒井 悠来3投手只見町立只見中
2山内 友斗3捕手只見町立只見中
3渡邉 琉英斗2内野手会津若松市立一箕中
4室井 莉空3内野手会津若松市立第二中
5鈴木 詠大2内野手只見町立只見中
6吉津 塁3内野手只見町立只見中
7大竹 優真3外野手只見町立只見中
8酒井 怜斗2外野手只見町立只見中
9山内 優真3外野手会津若松市立一箕中
10猪俣 智生3内野手会津若松市立第二中
11佐藤 央崇3投手只見町立只見中
12羽染 治輝2内野手只見町立只見中
13山内 太喜2外野手只見町立只見中

メンバーの見どころ

選手の出身地を見てみると、県立のため全員が地元出身の選手で構成されています。

そして驚いたのがベンチ入りメンバーの数が13人。

この少人数な上に日本一の豪雪地帯という環境を乗り越えて福島県大会ベスト8まで勝ち上がったのは立派です。

選考委員の目に止まるのも頷けます。

メンバーは旧チームの3年生が4人だったため、バッテリーなど、経験を積んでいる選手が多い。

投手面

昨秋の県大会全4試合に先発した酒井悠来は、右のスリークォーター。

伸びのあるストレートとカーブ、スライダー、カットボール、シンカーを操り、ランナーを背負っても粘る強い投球を見せる。

県大会の3回戦から3試合連続でリリーフ登板した室井は、セカンドと兼任。

14回3分の1を投げ、防御率0.63と安定感がある。

いわき光洋との準々決勝では、酒井悠来が3回に一挙6失点を失ったが、救援した4回以降をゼロに抑えた。

球速はチームトップで、コントロールに自信を持つ。

県大会での登板はなく、外野で出場していた大竹は187センチの長身右腕で、角度をつけた投球が持ち味。

酒井悠来の弟・酒井怜斗鈴木も練習試合で登板経験がある。

守備の要は、グラブさばきが巧みなショート・吉津セカンド・室井

外野では運動能力の高いセンター・酒井怜斗の守備範囲が広い。

捕手の山内友斗は状況に応じた声掛けで投手陣を盛り立てる。

選手13人と少ないため、多くが複数ポジションを守ることになる。

「しっかり守って、失点を少なくしていくのが理想」と長谷川監督。

打撃面

酒井怜斗は出塁率が高いトップバッター。

走塁にも長ける攻撃の核だ。

2番・山内優真は思い切りが良く、チームトップの打率・357をマーク。

3番・鈴木は県大会初戦でスクイズを決め、3回戦では延長11回に安打を放ってサヨナラのホームを踏んだラッキーボーイ。

広角に打ち分ける4番・室井は、4回戦では同点の8回に勝ち越し打を放って勝負強さを見せた。

チーム打率は・234。

「打力が無いので、チームで大事にしているのはバントと走塁。細かいポイントまで意識して練習している」と吉津主将。

パンチ力のある打者も少なく、派手さはないが、入念に練習するバントや走塁でチャンスをものにする。

県大会2回戦は8回に決勝点を奪い、3回戦はサヨナラ勝ち、4回戦も8回に逆転と後半に強いのが特長。

粘り強い戦いぶりで、昨秋の県大会で初のベスト8入り。

アナゴ

なんとか粘り強い戦いで地元を盛り上げて欲しいね~。

野球人

本当に応援したくなるようなチームだよ。

まとめ

いかがだったでしょうか。

只見高校は豪雪地帯に位置するが、室内練習場は無い。

冬は体育館や自転車置き場などで練習しており、シーズン中は町の野球場を借りている。

このハンディを乗り越え、甲子園で逞しいプレーを期待しています。

今回は本記事をご覧いただきありがとうございました。

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