野球人口が減少する理由

野球雑談

野球ファンの方は既に知っていると思いますが、近年の野球人口の減少は著しく、当事者の間でも深刻な問題となっています。

僕も野球が大好きなので、野球人口が減ってしまうのは少し寂しいです。

そもそもなぜ野球の競技人口が減ってしまうのか、自身の体験談も踏まえて考えてみました。

完全に筆者の偏見です。

単純に少子化が原因の1つ

おそらく1番の原因は年々深刻になっている少子化だろう。

子供の絶対数が減れば、野球人口が減るのも当然。

こればかりは国をあげて対策していかないとどうにもならない。

そのうえ、野球人口は少子化に比べて8倍のスピードで減っているのだ。

高校野球人口の減少はそれほど大きくないけど、その基盤となる少年野球や中学野球の人口が大幅に減っている。

僕も中学時代にボーイズで野球をやってましたが、チーム内の人手が足らず最後の年は他球団と合同チームで試合をやりました。

通ってた中学には野球部もなく、同級生に野球好きが少なかったのが苦い思い出だった。

少子化以上に野球人口が減るというのは、少子化以外にも大きな原因がありそうだ。

様々な娯楽の増加

昔は男の子と言えば、大体野球やサッカーをやるのが当たり前の時代だった。

僕はその時代に生きてたわけじゃないけど、大人たちに野球好きが多いのがよく分かる。

今も野球やサッカーの人気はそこまで落ちてるとは思えないが、やはりネットの普及でいろんな娯楽が出来たのも野球人口が減る要因だと思う。

パッと思い浮かべるだけでも、スマホ、switch、PS4など機械1つでいろんなゲームや動画鑑賞ができるようになり、野球以外の遊びに目が行ってもおかしくない。

実際、家で1人でも今はネットがあるおかげで退屈しない。

ゲームに限らず、テニス、バスケ、卓球などスポーツも多様化してきており、いろんな選択肢が増えるとそれだけ分散も増える。

娯楽がたくさんあふれてるのは良いことだけど、野球に人口が集中しない欠陥にもなってしまっている。

丸坊主が嫌だから

野球が好きでも、丸坊主を強制させられたせいで野球をやめた人も多いはず。

僕も高校野球をやらなかった原因の1つとして坊主が嫌だった。

特に中学・高校となると思春期で周りの目を異様に気にしてしまうので、坊主を嫌がる人は少なくない。

今では坊主強制ではないチームが増えてきてるけど、まだまだ浸透していない感じ。

筆者もずっと疑問に思ってたが、髪が長いところで野球ができないわけではないのに、根性がどうのこうのみたいな考え方が嫌いだ。

野球が昭和体質と嫌われる原因も丸坊主にあるのだろう。

坊主ってだけで、貴重な野球選手の数を減らしてしまうのは非常に勿体ない。

キャッチボール禁止の公園が増えたから

少年野球の人口が減る原因として、子どもが気軽にキャッチボールをする機会が減っている。

近年、公園ではキャッチボール禁止の場所が増えてきて、子どもが野球に触れられるきっかけが少ない。

キャッチボールって思ってる以上に楽しくて、公園で少し遊んでいるうちに気が付いたら野球が好きになっている子も多い。

野球を好きになるきっかけが潰されると、競技人口が減るのも理解できる。

まあよく考えれば野球ほど危ないスポーツってあまり無いですから。

筆者も自分がやっていた野球を振り返って、投手が打者に当たらないように硬いボールを投げるってよく考えればすごく無謀なスポーツだと思う。

けど、比較的危なくないキャッチボールさえできなくなれば、子どもたちはいつ野球に触れる機会があるというのだ⁉

お金がかかるスポーツだから

子供が野球をしたくても親がNOと言えば、やることが出来ない。

その親の了承を妨げているのが野球にかかる費用。

グローブ、バット、ヘルメットと道具をそろえるだけでも相当お金がかかる。

筆者のように部活動ではなく、外部のボーイズやシニアに通う場合は月謝が上乗せされるので、親の負担が大きい。

道具に限らず、遠征費やお茶当番など親の協力をお願いするチームがほとんど。

費用はともかくお茶ぐらいチームで用意すればいいのに。

近年は両親の共働きが増えていて、家事と仕事の両立だけでも大変なのに、チームの試合に親が絶対参加という何かとめんどくさいルールのせいで、野球をやらせたがる親御さんが減っている。

練習がきついから

筆者が野球をやめた1番の原因が練習の過酷さ。

よくよく思うけど、野球の練習時間って長すぎだと感じるしきついのよ。

これは野球だけに限った話ではないと思うが。

ランニングだって陸上部より走ってる自信があるくらい。

僕が中学時代所属していたチームは弱小だったけど、練習は全然ぬるくなかった。(当たり前)

練習が終われば疲れまくって家ではずーっとぐったり。

これ以上に過酷な練習が高校でも続くと思うと、耐えきれそうになく中学卒業と同時に辞めることを決意。

練習を緩くするのはあまりよろしくないけど、そのせいで野球人口が減ってるのも事実。

特に少年野球では野球の楽しさを学ばせるのが1番だと思う。

まとめ

いかがだったでしょうか。

野球はまだまだ人気ですけど、これからどうなるのか分かりません。

打って走って投げる、この楽しさがあるから辛い練習も乗り越えられる。

これから少年野球を始める子供には是非野球の面白さを知ってもらいたいです。

今回は本記事をご覧いただきありがとうございました。

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