高校野球 県外流出(野球留学)の実態

野球雑談

高校野球の話題と言えば、皆さん1度は聞いたことがあるだろう「野球留学

昔は地元選手で構成するチームが多かったですが、最近は中学生が県外の高校に進学することが多いうえ、それが全く珍しくない時代に突入しました。

高校野球ファンからしたら、地元の有望中学生が県外に進学してしまうと「なんでや!悲しくなるよ😢」ってなってしまいます。

僕の地元の静岡県も良い選手は大体、隣の山梨県や神奈川県の強豪校に進学します。

では、なぜ中学生の県外流出が頻繁に起こるのかを何パターンかに分けて書いていきます。

その都道府県が激戦区だから

毎年、甲子園出場メンバーの出身地を見てみると、大阪府や兵庫県が多いですよね。

他にも神奈川県、千葉県、東京都など人口が多い県の選手が大きな割合を占めています。

県外流出が多い1つ目の原因が、激戦区を避けるために学校数が少ない地域に進学して甲子園出場を目指すパターンです。

多い地域なんて180校/1校しか甲子園に出れないんですから厳しい世界です。

なおかつ、大阪なら大阪桐蔭、神奈川なら東海大相模や横浜。

こういった毎回上位に残る強豪校に入らないと甲子園はほぼ絶望状態。

その一方で、今年(2023年)の選抜で優勝した山梨学院の予選会場である山梨県は参加チーム数がたったの32校。

わが地元の静岡県でも有望な選手が甲子園を狙うために予選が比較的激戦ではない(といったら失礼か)山梨県に進学することが多いです。

最も多いのが、近畿地区から東北地区に進学するパターン。

青森山田高校とかも関西の選手を受け入れてから急に強くなりましたね。

少子化により、高校側のスカウトが活発だから

県外流出が活発化した要因は少子化も大きいと思います。

少子化によって学校運営が難しくなっており、生徒を集める工夫が必要になっています。

その入学者を増やす方法の1つがスポーツ強化です。

特に高校野球は甲子園という野球少年が憧れる聖地がある上に、全国大会も全試合テレビ放送するなど他のスポーツより比較的優遇されていることがよくあります。

要は野球部強化して甲子園に行くことが、学校宣伝としてすごく効果的ということです。

2時間くらい学校名が映し出されるうえに、CMみたいにスポンサーへお金を払う必要がないので、これ以上ない宣伝ができます。

私立高校は学区制限が無いので、学校側の協力があれば県外の有望選手をたくさん取って効率的に野球部強化ができます。

私立高校と公立高校で戦力差が出ちゃってるのもコレが原因ですね。

その都道府県に良い指導者がいないから

全国レベルの中学生になると、学校選択基準の1つに甲子園で勝てるかどうかも吟味しています。

先ほど、学校数が少ない地域に越境入学する選手が多いと書きましたが、進学する選手のレベルで言うと、良い指導者がいない地域は全国レベルの選手が中々来ません。

まさに僕の地元の静岡県も全国レベルの指導者があまりおらず(日大三島の永田監督に期待したい)、トップクラスの中学生は迷いなく県外に進学します。

良い選手は環境面だけでなく、指導者という項目を絶対逃しません。

他にも具体例を挙げると、中学硬式の強豪・京葉ボーイズは2022年の夏にジャイアンツカップで準優勝しました。

京葉ボーイズは千葉県のチームですが、ジャイアンツカップ決勝のスタメンで出ていた選手は全員県外の強豪校に進学しました。

要するに、千葉県には甲子園で勝ち進める名将がいないから、強豪チームの主力選手に敬遠されがちなのです(辛口でごめんなさい)。

中学の強豪チームには、必然と県外の名門高校のスカウトが目をつけますが、京葉ボーイズの主力ほとんどが県外に出ていくというのはそういうことだと思います。

その都道府県で絶対的な強豪校がないから

激戦区の章と似てますが、これも全国レベルの中学生が吟味する観点の1つです。

上手い選手はみんな甲子園に行けるような強豪校に進学したいはずです。

ですが、都道府県によっては強豪校が乱立していて恐ろしいほどの群雄割拠地域もあります。

それがまさに静岡県でも起こっています。

静岡県は毎年どこが勝つか分からなくて、東海大会でも掛川西、浜松開誠館、日大三島など毎回違う学校が優勝しています。

強豪校が切磋琢磨していると言えば聞こえはいいですが、裏を返すと甲子園を狙うとするならどこに行けばいいか分からない状態です。

他にも佐賀県、千葉県、兵庫県、福岡県、鳥取県など群雄割拠な地域があります。

群雄割拠に関しては意外にも学校数はそこまで関係ありません。

大阪なら大阪桐蔭、神奈川なら横浜、東東京なら二松学舎。

学校数が多くても決まって勝ち上がるチームが大体予想できる地域もあります。

ですので、全国レベルの中学生は1強状態の県を好む傾向にあります。(そうじゃない人ももちろんいる)

まとめ

いかがだったでしょうか。

中学球児に取って、高校選びは今後を左右する重要な選択ですから慎重になりますよね。

中には、野球留学に否定的な意見もありますが、僕からしたら各強豪校の選手の奪い合いも見ていて面白いものです。

才能ある中学生にはいろんな選択肢を与えるべきですね。

今回は本記事をご覧いただきありがとうございます。

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