広陵高校野球部　2022メンバー

広陵と言えば、2017年に早稲田実業の清宮幸太郎(日本ハム)とともに、全国に名を連ねた中村奨成が主なOBです。

他にも野村祐輔(広島)、有原航平(レンジャーズ)、小林誠司(巨人)、佐野恵太(DeNA)など、プロ野球界に一流選手を多く輩出している。

今回はその広陵の選手について調べていきます。

初戦の相手は敦賀気比です。

戦歴

2021秋季広島県大会

北部地区予選

• 2回戦　　　27－0　世羅
• 代表決定戦　10－0　油木

県大会

• 1回戦　　　13－2　海田
• 2回戦　　　5－0　市立呉
• 準々決勝　　6－5　盈進
• 準決勝　　　4－8　広島商業
• 3位決定戦　9－2　広島工大高

2021秋季中国大会

• 1回戦　　6－0　倉吉総合産
• 準々決勝　3－0　下関国際
• 準決勝　　7－4　岡山学芸館
• 決勝　　　7－0　広島商業

2021明治神宮大会

• 準々決勝　5－3　明秀日立
• 準決勝　　10－9　花巻東
• 決勝　　　7－11　大阪桐蔭

明治神宮大会メンバー

背番号	名前	学年	ポジション	中学所属チーム
1	森山　陽一朗	3	投手	広島シニア
2	大山　陽生	3	捕手	広島安佐ボーイズ
3	真鍋　慧	2	内野手	広島安芸シニア
4	松下　水音	2	内野手	広島佐伯シニア
5	背戸川内　晴哉	3	内野手	広島北ボーイズ
6	川瀬　虎太朗	3	内野手	下関マリナーズ(山口)
7	小林　隼翔	2	外野手	西岡山ボーイズ(岡山)
8	中川　将心	3	外野手	府中広島2000
9	内海　優太	3	外野手	広島北ボーイズ
10	岡山　勇斗	2	投手	レッドスターBBC(大阪)
11	松林　幸紀	3	投手	東広島ボーイズ
12	松田　啓杜	3	捕手	ヤングJKB
13	田上　夏衣	2	内野手	熊本北部シニア(熊本)
14	谷本　颯太	2	内野手	金光ボーイズ(岡山)
15	中尾　湊	2	内野手	飯塚ボーイズ(福岡)
16	執行　愛矢	3	外野手	下関マリナーズ(山口)
17	岩崎　遼	3	内野手	東広島シニア
18	竹村　春希	3	外野手	広島サンズ

メンバーの見どころ

ベンチ入り選手の出身地を見てみると、県外出身が少なめで、更に遠方だと数人程度なので、比較的地元志向なチームです。

昨秋は県3位ながら中国大会では見事優勝し、それに続き神宮大会でも準優勝という好成績を収めた。

投攻走守、どれを取ってもハイレベルの選手が揃ってるチームが県大会3位だった理由は、それまで投手力に不安定さが残り、守りからリズムが出来ていなかったこと。

投手力が上がるにつれて、攻撃力が活発になり、得点力が上がり、守りにリズムも出た。

投手面

秋の県大会で成長した森山が中国大会から背番号1を着けたが、明治神宮大会で復活の兆しを見せた同じ右腕の松林がエースに迫る。

松林は1年夏から公式戦で投げ、昨秋の神宮大会では146キロと大会最速を記録。

球に力強さがあり、カーブ、スライダー、など変化球の精度が上がれば、投手陣の柱になれる存在だ。

右腕は球威のある新2年の岡山も控える。

旧チームでは先発完投型だった左腕・内海はリリーフに回る。

角度のある直球にカーブやチェンジアップを投げるが、外野手として先発出場しているだけに、試合の流れに乗って登板できるのが強みだ。

左腕では多彩な変化球を低めに集める中谷も貴重な存在だ。

打撃面

県大会、中国大会、神宮大会と14試合戦った公式戦で・348と高い打率を誇る。

中心は2人の左打者だ。

3番・内海は打率・393で22打点。

22安打中13本が本塁打3を含む長打で、俊足を生かしての2塁打も多い。

続く4番・真鍋は打率・453で26打点。

勝負を避けられる場面も多く、四死球はチーム最多の15を数えた。

中川と松下の1.2番はともに3割超えの打率に選球眼の良さで高い出塁率を誇る。

指揮官が「気持ちに強さで主将にした」という7番・川瀬は勝負強く、県大会では代打出場から同点本塁打を放っている。

打率4割に迫る大山も勝負強く、打線全体に切れ目がない。

まとめ

いかがだったでしょうか。

広陵は過去3度の選抜優勝を誇り、県内では「サクラの広陵」と言われる。

冬にさらなる投手力の底上げに力を入れたことにより、4度目の頂点に立つ準備は整った。

今回は本記事をご覧いただきありがとうございました。