高校野球 秋季東海大会2023 静岡県から3校出場決定!

野球雑談

今年(2023年)も秋季東海大会がやってまいりました。

僕の地元の静岡県は、今夏の甲子園で5年ぶりに県勢勝利を掴み取っています。

このままの勢いで来年(2024年)の選抜でも県勢勝利をもぎ取ってほしいです。

そのためには、秋の東海大会を勝ち上がり、選抜出場校に選ばれなければなりません。

今年の静岡県代表は藤枝明誠浜松開誠館日大三島の3校が東海大会に出場します。

この記事では、この3校の特徴を紹介していきたいと思います。

<strong>野球人</strong>
野球人

個人的には力のあるチームが揃った印象

藤枝明誠

・決勝戦 :藤枝明誠 15-3 浜松開誠館
・準決勝 :藤枝明誠 6-3 聖隷クリストファー
・準々決勝:藤枝明誠  3-0 常葉大菊川
・3回戦 :藤枝明誠  3-0 三島南
・2回戦 :藤枝明誠 12-5 星陵 

 ——-予選—————
・代表決定:藤枝明誠  7-2 常葉大橘
・2回戦 :藤枝明誠 17-2 静岡農業

今年の秋季静岡県大会を制し、東海大会へ1位校として出場する藤枝明誠。

決勝では、今夏甲子園で活躍した浜松開誠館相手に15-3という大差で勝利しました。

近年の成績だと2020年秋季静岡県大会、2021年春季静岡県大会を連続優勝。

今年の夏はベスト4まで勝ち上がり、順調に力をつけていると言ってもいいチームです。

藤枝明誠の監督を務める光岡孝さんは、熱い性格の持ち主で、練習のミーティング中には選手のモチベーションを上げる言葉を投げかけていました。

藤枝明誠は堅実な野球がモットーで、打ちまくるというよりはバントやミートを心がける印象がありました。

今秋決勝戦の開誠館、今秋準々決勝では今春選抜出場の常葉大菊川、夏の準々決勝では今春東海王者の加藤学園を倒すなど大物食いが得意なイメージもあります。

それにしても決勝の15点はさすがに驚きました(笑)

開誠館の速球派相手に大量点を取れるのは打力がある証拠だと思います。

藤枝明誠の投手陣は、前チームの寺下のような剛腕はいないものの、ほとんどの試合を失点以内で抑えており安定しています。

エースは背番号1の2年生・山田ですが、個人的には同じく2年生の背番号11・日吉が面白いと思います。

日吉は左投げの軟投派で、変化球が打者の手元でよく曲がる好投手です。

強豪校が手こずるのも納得です。

打者も前チームから活躍していた2年生・一瀬を中心に、ミートが上手い選手が揃っています。

藤枝明誠は東海大会に何度か出場しているものの、選抜出場経験がありません。

今年から東海地区の選抜出場枠が2から3に増え、チャンスが広がっています。

静岡県1位という優位さを活かして選抜出場を勝ち取ってほしいです!

浜松開誠館

・決勝戦 :浜松開誠館 3-15 藤枝明誠 ⚫︎
・準決勝 :浜松開誠館  8-0 日大三島(7)
・準々決勝:浜松開誠館  6-1 浜松工業 
・3回戦 :浜松開誠館 12-1 清水東(5)
・2回戦 :浜松開誠館 14-3 富士(5)

今夏、甲子園初出場を果たした浜松開誠館。

甲子園でも1勝を挙げ、勢いそのままに秋の静岡県大会でも準優勝を果たしました。

今年以外にも去年(2022年)の東海大会で優勝、2020年の独自大会でも準優勝。

野球部強化が実績として実り、今では静岡を代表する強豪校です。

開誠館の監督を務める佐野心さんは、元中日ドラゴンズの外野手で、2008年には夏の甲子園で準優勝したときの常葉菊川の監督でした。

開誠館のチームカラーは何といってもパワフルな打撃。

僕も開誠館の試合を何回か見ましたが、バットの芯に当たらなくてもフェンス手前まで持って行くパワーが凄かったです。

ベンチ入りの選手も体重80キロ台の選手が多く、フィジカルの強さが持ち味です。

実際に、制球の良い相手投手が際どい所に投げても、バットに当たれば外野の前に落ちるシーンも多く見られました。

打線の中でも注目なのは、甲子園メンバーの2年生・加藤大迫を筆頭に、1年生からも県大会でホームランを打った1年生の塚田、同じく1年・重村も台頭しました。

一方で課題は投手陣。

準決勝まで大差で勝ち上がったものの、決勝では藤枝明誠に3-15の大差で敗れました。

今のところ安定しているのは2年生の松井伊波(最速142キロ)は制球力が上がれば面白い。

東海大会で勝ち上がり、選抜で再び開誠館旋風を巻き起こして欲しいです!

関連記事:浜松開誠館野球部の甲子園への道のり

日大三島

・3位決定:日大三島  5x-4 聖隷クリストファー(10)
・準決勝 :日大三島  0-8 浜松開誠館(7) ⚫︎
・準々決勝:日大三島  5-1 駿河総合
・3回戦 :日大三島  4-1 浜松城北工
・2回戦 :日大三島 12-0 浜名(5)

 ——-予選—————
・代表決定:日大三島 11-0 伊豆伊東
・2回戦 :日大三島  9-2 誠恵

去年(2022年)は春夏連続甲子園出場を果たし、静岡県の強豪に一気に浮上しました。

前チームも春は県大会準優勝、夏はベスト4。

今チームの秋の県大会は3位に入り、あっという間に上位校常連になりました。

日大三島の監督を務める永田裕治さんは、元報徳学園の監督でここまで通算20度の甲子園出場経験を持つベテラン監督です。

日大三島は派手さは無いものの、守備が堅く、エースを中心に個々の能力が高い選手が集まっているチームです。

去年の春夏連続甲子園に出場したときは、「突出している部分が無いのに、どうして勝ち進んだのだろう」と疑問を抱いていました。

ですが試合をよく見れば、投手の制球、捕手のリード、堅い守備、ケースバッティングなど当たり前のことを当たり前にこなす能力がしっかりしていることに気付きました。

基本は大事ですからね!

注目の選手は、前チームからエースの2年生左腕・関野、1年生は東海林森賀小川(3人ともに右利き)など中学時代に実績のある投手が集まっている。

野手陣は、「県ナンバーワン遊撃手」と呼び声高い主将・綱島、中学時代は日本代表を経験した1年生・小林、この二遊間コンビが日大三島の堅守を支える。

秋の大会の勝ち上がりは準々決勝まで圧倒的だったが、準決勝では浜松開誠館に0-8のコールド負けを喫することに。

打てなかったのは置いといて、堅守であるはずの守備陣にエラーが連発し、流れを持って行かれたのが敗因です。

お互い、静岡の高校野球を引っ張っているチーム同士でここまで大差がついたのは驚きでした。

静岡3位という結果にはなりましたが、東海大会で巻き返すチャンスは十分にあるので、頑張ってほしいです!

関連記事:日大三島高校野球部の進化がエグすぎる

まとめ

いかがだったでしょうか。

個人的にこの3校はみんな好きなチームなので、東海大会がすごく楽しみです。

ライバル県は愛知県が①愛工大名電 ②豊川 ③豊橋中央

岐阜県が①岐阜第一 ②県立岐阜商業 ③中京

三重県が①宇治山田商 ②鈴鹿 ③神村学園伊賀

どこも強敵揃いなので、せめて1校でも静岡県から選抜に出てくれれば…

今回は本記事をご覧いただきありがとうございます。

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