2022年の夏の甲子園に向けて高校球児の皆さんはいよいよ本番モードに突入。
筆者の地元である静岡県も組み合わせが決まり例年以上の混戦が見込まれます。
今回は組み合わせ抽選の結果から展望を予想していきます。
トーナメント表
Aブロック(1~27)
静清と常葉大橘がシード校として入るブロックにはノーシード爆弾が潜んでいる。
そこには昨秋の県大会でベスト4に進出した浜松西や投打ともに戦力が充実している常葉大菊川、伝統校の静岡商業などが揃う。
どこも力があるだけに予想するのが本当に難しい。
お決まりの予想になってしまいますが、ここは甲子園優勝経験がある常葉大菊川を推します。
ノーシードとはいえ、140キロ超の投手を4人も率いるハイレベルな投手陣は申し分ない。
あとは接戦を勝ちきれる試合運びが身につけば4年ぶりの甲子園も夢じゃない。
他にも昨秋の東部大会で選抜出場校の日大三島相手に接戦を演じた富士宮北、座ったまま牽制球を放るほどの強肩・山田捕手率いる浜松学院。
これらの学校の上位進出も十分に考えられる。
関連記事:常葉大菊川野球部の戦力が強すぎる!
Bブロック(28~54)
御殿場西と浜松開誠館が入るBブロックには恐ろしい対戦カードが存在する。
昨秋の東海大会準優勝の聖隷クリストファーと昨秋県ベスト8の静岡市立が初戦で激突!
しかも勝ち抜けば春の東海王者・浜松開誠館が待ち構える死のブロック。
御殿場西の山にも知徳と昨春選抜出場した三島南が初戦でいきなり東部対決。
プロ注目左腕・孫俊郎がいる島田樟誠も侮れない存在だ。
いろんな強豪がいる中、このBブロックを勝ち上がるのは聖隷、静岡市立、浜松開誠館の3校の中から勝ち上がったチームが勢いで勝ち進む展開を予想します。
とはいえ御殿場西も春には強打の常葉大菊川に勝利しているあたり、準々決勝が大きな壁となりそうだ。
Cブロック(55~81)
4つのブロックの中で1番の激戦ブロックと言っていいだろう。
静岡と浜松工業が入るCブロックにはノーシードの強豪がひしめく。
昨夏の県大会ベスト4の磐田東は2回戦でいきなり静岡と当たる可能性がある。
静岡と同じブロックには近年東部を代表する強豪までのし上がった加藤学園も立ちはだかる。
そして浜松工業と同じブロックにはプロ注目左腕・原崎翔陽を率いる駿河総合、昨夏の県準優勝の東海大静岡翔洋、初戦で静岡翔洋と当たる飛龍など侮れない強敵ばかりだ。
特に春の大会をやむなく辞退した昨春東海王者の掛川西は試合の情報が少ないため、かなり不気味な存在となりそうだ。
この激戦ブロックから抜けるのはどこなのか本当に読めない。
いつも通り静岡か、伝統校の掛川西か、浜松の選りすぐりのメンバーが揃う浜松工業か。
ここは春に辞退で悔しい想いをした掛川西に期待したい。
Dブロック(82~107)
日大三島と掛川東が入るDブロックは比較的平和なブロックだ。
と言っても決して楽な組み合わせなどあるわけない。
今年の選抜に出場した日大三島は、順当に行けば序盤で浜松商業、藤枝明誠などの強豪にぶち当たるだろう。
一方、春の県大会で快進撃を見せた掛川東のブロックは公立校が多く、私立の強豪は昨夏の県ベスト8の桐陽ぐらい。
組み合わせに恵まれているものの、Dブロックの特徴としては粘り強い戦いができるチームが多いので順当にシード校が勝ち上がれるとは限らない。
それでもこのブロックは日大三島が頭一つ抜けてると思う。
報徳学園で計18度甲子園に導いた永田監督が日大三島に移って早速結果を残し、これからの進化を期待している。
まとめ
いかがだったでしょうか。
静岡勢が東海大会で結果を残してきたことから、今年はさらに戦国静岡になりそうです。
いろんな予想を展開してきましたが、1つ言えるのは「みんな1人欠けることなくこの夏を全力で戦ってほしい」これが筆者の想いです。
そして優勝したチームには県勢4年ぶりの甲子園初戦突破を期待してます。
今回は本記事をご覧いただきありがとうございました。
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