広島商業野球部 2022メンバー

有力校

中国大会優勝校の広陵に続いて準優勝した広島商業は2校目として出場校に選ばれた。

ただ、広島商業も県大会で1度広陵を破っている。

この2校の熾烈な争いは甲子園でも見られるのか?

今回はその広島商業の選手を調べていきます。

初戦の相手は丹生です。

戦歴

2021秋季広島県大会

西部地区予選

  • 2回戦   14-0 廿日市
  • 代表決定戦 10-0 基町

県大会

  • 1回戦  11-1 広島新庄
  • 2回戦  8-7 近代福山
  • 準々決勝 7-6 瀬戸内
  • 準決勝  8-4 広陵
  • 決勝   7-3 尾道商

2021秋季中国大会

  • 1回戦  8-7 益田東
  • 準々決勝 6-2 鳥取商
  • 準決勝  9-6 倉敷工
  • 決勝   0-7 広陵

中国大会メンバー

背番号名前学年ポジション中学所属チーム
1神野 智3投手広島市立翠町中
2松浦 太河3捕手安少年野球シニア
3廣本 真己3内野手呉市立呉中央中
4永谷 純也3内野手熊野町立熊野中
5荒谷 龍ノ介2内野手呉中央シニア
6植松 幹太3内野手広島廿日市ボーイズ
7田丸 優斗3外野手府中広島2000
8八幡 大介3外野手府中オーシャンズ
9竹下 偉磨琉3外野手八幡少年野球クラブシニア
10保川 七星3投手八幡少年野球クラブシニア
11浴口 光介3投手府中広島2000
12伊藤 大輔3捕手広島佐伯シニア
13栗栖 大和3投手広島REX
14佐々木 湊3内野手瀬戸内クラブ
15得山 大輝3内野手八幡少年野球クラブシニア
16桝上 空人2投手大野シニア
17佐藤 大介2投手広島市立江波中
18沖 優真3外野手大野シニア

メンバーの見どころ

やはり県立のためか、メンバーの出身地を見てみると、全員地元出身だ。

近年では、越境入学が珍しくない中で、全員地元の選手というチームが甲子園でどのような躍進を見せるのか興味深い。

堅守柔攻を合言葉に、投手力を中心にした守備からリズムをつくり、多彩な攻撃を仕掛ける広商野球を目指すも、昨秋は攻撃頼みな面もあった。

それでも中国地区の強豪を立て続けに倒した実力は本物だ。

投手面

投手陣の柱が未完成で迎えた昨秋の県大会は右腕4枚、左腕3枚の7投手の継投で頂点に立った。

続く中国大会は右4、左1の5投手で準優勝。

相手打線を鑑みて、右の神野左の浴口が先発。

平均3人程度の投手での継投で、抑えは栗栖佐藤の、力のある球を投げる投手を起用する。

課題は制球力。

中国大会では1試合平均4.5個の与四死球で、防御率は3.86。

与四死球絡みの失点が目立った。

この冬場の取り組みで、球のキレの良さと得意球のスライダーを駆使する神野、カーブとチェンジアップでタイミングを外す投球の浴口にゲームメイクの目途が立った。

下半身を鍛えたことで、相対的に球威を増している。

投手陣は継投を基本線に、冒頭からスタンバイ。

小刻みな継投を支えるのが守備範囲の広い外野に、球際に強い内野陣。

打撃面

公式戦のチーム打率は・342。

5試合で41得点した県大会では、1番・田丸2番・八幡が毎試合安打し、得点源となった。

八幡は公式戦5割超えの高打率に、チーム最多の12四死球と選球眼の良さも光る。

4番・廣本5番・松浦は勝負強く、ともに2桁打点をマーク。

中国大会では決勝こそ無得点に終わったものの、4試合で23得点した打線は、日替わりのヒーローを生んだ。

初戦は3番・植松がサヨナラ打を放ち、続く準々決勝では9番・永谷が4打点。

準決勝では八幡が3盗塁で揺さぶり、植松がタイムリー2本で5打点。

チャンスでは好投する投手でも代打を送り、4番打者でもスクイズを敢行。

荒谷監督の操縦術で、試合後半に攻撃強さを見せた。

県大会準決勝、決勝ではスクイズを絡めて得点した。

何を仕掛けてくるのだろうと相手を警戒させつつ、時には狙い球を絞って積極的に打たせる。

まさに柔攻を実践した。

機動力に小技を絡めた伝統の広商野球に、力強い打撃も備わりアップグレードされている。

アナゴ

打力と機動力、両方優れていると怖い打線だね~。

野球人

投手陣が盤石になると手がつけられないよ。

まとめ

いかがだったでしょうか。

ややほころびが出た中国大会を振り返り、さらなるチーム強化に励む。

春にどれだけパワーアップして帰ってくるかが非常に楽しみ。

広島からは2校出るので、夏がもっと大変になりそうです。

今回は本記事をご覧いただきありがとうございました。

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