今まで栄冠ナインをやってきて、★の数値が高い選手ほど優秀というのは当然のことです。
ですが、投手で★の数値が大して高くないのに打たれる気配の無い投手がごく稀にいますよね。
筆者はここ最近で安定感抜群の好投手に出会いました。
今回はうちのエースを紹介しながら試合に勝てる投手の育成法をまとめてみました。
あくまで筆者の体感です。
関連記事:栄冠ナインは投手育成を重視せよ!
浜松開誠館のエース・太田
この能力は選抜優勝した後のモノになりますが、決して高い数字ではありません。
けど、春の選抜大会と秋の全国大会では危なげない投球でチームを優勝に導きました。
太田の詳細な成績を述べると秋の全国大会は全試合完投し、3試合で失点はわずかに2。
練習試合(〇10-5)は1年生が完投したためノーカウント。
続いて春の選抜では5試合すべてに登板し、3試合は完封勝利。
準々決勝の須崎南戦では、8回を投げて1失点。
そのあとは控えが投げて2ランホームランを喰らいましたがw
太田がまともに打ち込まれたのは決勝のSランク・高山義塾戦だけですね。
決勝までの戦績だけでもだいぶ安定感があると言えます。
失点の少なさだけでなく何といっても太田の凄いところは球数の少なさ。
選抜初戦では84球・被安打1、選抜準決勝ではなんと78球・被安打3のみでゲームを終わらせている。
他の世代でも失点を防いでくれるエースは沢山いましたが、太田ほど省エネ投球をする投手はいませんでした。
なんというか全国の強豪相手でも打たれる気配が無く、自動操作の時の安心感は半端ない。
僕はこれを機に★の数値が高くなくても試合に勝てる投手の特徴や育成法を考えました。
試合に勝てる投手の育成法
変化量を多めに
打者を面白いように打ち取るにはやはり変化球は不可欠。
筆者の場合ですと、種類は多くせずに(2種類、多くて3種類)少ない球種で変化量を多めにしています。
栄冠ナインはリアルに準拠している場面が非常に多く、変化球も種類が多くても完成度が低ければ簡単に打たれます。
なのでスライダー、カーブだけでも変化量の合計を最大14まで伸ばせば強打者相手でも手玉に取ることが可能。
青特をたくさん覚えさせる
栄冠ナインではステータスよりランク系能力や特殊能力が大事と言われています。
その影響もあってか、投手も強力な特殊能力をつければだいぶ有利に試合を進められる。
筆者が指導している開誠館のエース・太田も「ジャイロボール」や「奪三振」など5つの特殊能力を持っていて、特に奪三振は大きかった。
奪三振と変化量の大きいカットボールとドロップカーブを武器に相手打線に隙を与えない。
ステータスも重要だけど特殊能力に目をつければよりオリジナル性が増すと思います。
関連記事:栄冠ナイン 試合で取得できる特殊能力
コントロール・スタミナはC~Bくらい
投手の基本的なステータスであるコントロールとスタミナ。
もちろん能力が高いほど良いに越したことはありませんが、この2つに関しては優先度は低くてOK。
スタミナはDあれば十分でBまでいけばエース級。
延長に入っても先発投手を使いたいけどスタミナが足りないってことになれば、伝令で「励ます」を使えばスタミナはどうとでもなります。
コントロールなんて筆者がSに育て上げた投手ですら四球を連発したことあるので、これも最低限Cまで上げれば問題ない。
ぶっちゃけ球速はそこまで必要ない
コントロール・スタミナとともに球速もそこまで速くなくても大丈夫。
栄冠ナインだと最大で175キロまで出せたと思いますが、筆者の目安だと150キロくらいあれば十分な気がします。
リアルで150キロは普通に化け物ですけどねw
安定的に勝てる投手を育てたいなら球速よりもさっき述べた変化球や特殊能力を覚えさせる方が理にかなってるでしょう。
ピンチに強かったり、ノビがあって球速以上の球威があるなど。
下級生のころから試合経験を積ませる
何気に1番大事なのが下級生から試合経験を積ませること。
経験値は試合に出た選手が1番貰えますから、地味ながらもコツコツと試合に出せば最終学年になったときに頼りがいのあるエースに育ちます。
うちの現エース・太田も1年から投げさせ、2年夏では旧エースが調子の悪いときに完投させたりと新チームに備えた育成をしてきました。
筆者のチームは今選抜優勝してこれから夏に向かうわけですが、太田より1個下の上田もメキメキと力をつけ、来秋のエース候補です。
秋は特に3年生が抜け打線が貧弱になりやすいので、投手だけは絶対に仕上げておくこと。
関連記事:栄冠ナイン 秋季大会で勝つには
まとめ
いかがだったでしょうか。
栄冠ナインでもリアルの高校野球でも、投手が試合の勝敗を分けるウエイトは大きいですからね。
ここまで勝てる投手についていろいろ書きましたが、簡潔に言うと強力な特殊能力を覚えさせれば結構抑えられます。
敢えて書きませんでしたけど、正捕手にキャッチャーBもあればさらに頼もしい。
今回は本記事をご覧いただきありがとうございました。
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